管理職のセカンドキャリアに!資格取得で心の余裕を手に入れよう

管理職のセカンドキャリアに!資格取得で心の余裕を手に入れよう

現代の管理職にはストレスが多く、セカンドキャリアのことが気になる人も多いのではないでしょうか。

実は私もその一人で、毎日「セカンドキャリア」とか「転職」という言葉ばかり検索していました。

実は管理職のセカンドキャリアを考えるなら、管理職として勤めながら独立開業できる資格の取得を断然お勧めします。

なぜなら管理職になるまで頑張って積み上げてきた今までのキャリアをいきなり手放すより、

在職中に資格を取得した方がセカンドキャリアの選択肢が増えるからです。

そして今の仕事を続ける上でも「人生の保険」として心の余裕に繋がります。

この記事では管理職のセカンドキャリアにおすすめの資格と、勉強方法について提示します。

読み終えていただければ、転職や独立に役立つだけでなく、仕事を続ける上でも必ず役に立つ資格についてと、その勉強方法について知ることができます。

目次

管理職のセカンドキャリアには資格取得がおすすめ

夜、勉強するサラリーマン。机には本が積まれている。

セカンドキャリアに悩んだら、まずは資格の取得にチャレンジすることをお勧めします。

たとえば真っ先に頭に思い浮かぶであろう「転職」は環境を変えるのに一番手っ取り早い手段です。

ただし管理職の平均年齢は課長クラスで48.5歳(令和2年厚生労働省調査)とあり、年齢が上がるにつれて給与も高額になるため、より高いスキルが要求される傾向にあります。

なにより転職先が自分にとって現職よりも良い職場かどうかは、かなりのギャンブルです。

次に「起業」ですが、長年勤めてきたサラリーマンの思考とは全く異なるため、たとえ高い技術を持っていたとしても、入念な準備がない限り転職以上のリスクがあります。

「資格」の取得は遠回りなようにも思えますが、今まで示した選択肢の中では一番確実で着実な方法です。また、資格を持つことで「人生の保険」を手に入れて、今の仕事に対しての心の余裕が生まれます

セカンドキャリアは会社を辞めることだけではありません。

私自身、資格を取得することで上司にも部下にも物怖じせずに自信を持って発言できるようになり、結果的に退職はせず今もサラリーマンを続けています。

実は資格の取得は管理職のストレス対策としても絶大な効果があるのです。

TAKA

正直、資格を取ってなかったら今の会社にはいなかったと思う。。。

管理職のセカンドキャリアにおすすめの資格3選

管理職のセカンドキャリアにおすすめの資格として、「独立開業できること」「難易度的に1~2年で合格できること」を基準に選びました。

1. 行政書士-汎用性が高くどんなキャリアからも活かしやすい

特徴

  • 業務範囲: 各種許認可申請、契約書作成、法務コンサルティング。
  • 独立可能性: 比較的少ない初期費用で独立開業可能。
  • 学習期間: 約800時間(法律の基礎知識がある場合は短縮可能)。
  • 汎用性: 企業の法務部門や行政手続きが多い分野に勤務していた経験があると活かしやすい。

おすすめ理由

  • 法律系の基礎知識を身につけられるため、会社の業務(契約管理や法務業務)にも活かせます。
  • 将来的に地元密着型のビジネスとして独立しやすい。

注意点

  • 業務範囲が広い反面、専門性の高い分野で差別化を図らないと競争が激しい可能性があります。

2. 社会保険労務士-現職が総務人事系なら相性良し

特徴

  • 業務範囲: 人事労務管理、就業規則作成、給与計算、年金や社会保険の手続き。
  • 独立可能性: 独立開業者が多く、人事・労務分野での安定したニーズがあります。
  • 学習期間: 約800~1,000時間(法令に関する知識が必要)。
  • 汎用性: 企業の人事部門や労務管理の経験があると特に有利。

おすすめ理由

  • 企業の人事部門での経験を活かせるため、資格取得後にすぐに役立てることが可能です。
  • 人事・労務問題はどの企業でも重要なテーマであり、安定した需要が期待できます。

注意点

  • 業務範囲が法令に厳密に規定されており、業務外の範囲に手を出すと法律違反になる点に注意が必要です。

3. 中小企業診断士-管理職との相性は良いが難易度は少し高い

特徴

  • 業務範囲: 経営コンサルティング、事業計画作成、企業再生、マーケティング支援。
  • 独立可能性: 独立コンサルタントとして活動可能。
  • 学習期間: 約1,000時間(幅広い知識が求められる)。
  • 汎用性: 経営企画や営業部門での管理職経験が特に活きる。

おすすめ理由

  • 幅広い業務分野に対応できるため、企業内でのキャリアやフリーランスとしてのコンサルティング活動に活かせます。
  • 中小企業を対象とした政府支援策に関わることも多く、需要が安定している。

注意点

  • 取得後に実務補習や経験が必要な場合があり、短期間で独立するには難しいケースも。

他に金融系ならファイナンシャルプランナー、不動産なら宅地建物取引士などありますが、独立開業と難易度のバランスで上記3選を選びました。

どの資格も独立開業が可能であり、難易度的に1~2年の勉強で合格できます。

あまりセカンドキャリアを意識しすぎて打算的に選ぶよりは「この知識を勉強してみたい!」と思える資格の方が、勉強期間を少しでも楽しむことができると思います。

TAKA

ちなみに、私は「行政書士」を選びました!
汎用性が高くてマーケティングがしやすそうだったのと、相続にも興味があったので前々から勉強してみたかったんです。

忙しい管理職の資格勉強には通信講座を選ぶべし

資格勉強の方法としては以下の3つがあります。

タイルメリットデメリットおすすめの人
通信講座柔軟な学習時間、教材が充実自主性が必要、孤独感がある忙しいスケジュールの中で効率的に学びたい人
通学強制力がある、講師の直接指導、仲間ができる時間と費用の負担、柔軟性が低い対面で学ぶ方が集中できる人、人脈を作りたい人
独学費用が安い、柔軟性が高いモチベーション維持が難しい、情報不足コストを抑えたい、計画的に学べる人

忙しい管理職が空き時間を使って勉強するなら、断然通信講座がおすすめです。

お金で時間を買うことは、キャリアを積んでいる管理職だからこそできる強み。

通信講座には最初から合格のために必要なカリキュラムや教材が全て用意されており、隙間時間を活用できる工夫や時短で学習できる仕組みが整っています。

例えば、アプリゲームで課金をしてアイテムや経験値を買うイメージと同じです。

職についてお金を稼いでいることは、社会人の資格勉強にとっては大きなアドバンテージです。

独学の場合、一見するとコストが抑えられそうですが、参考書や模擬試験などの追加費用がかさむ上、自己管理能力やモチベーションの維持が難しいという課題があります。

働きながら資格取得を目指す管理職にとって、通信講座は「時短」「効率」そして「成果」を叶える賢い選択です。

大切なセカンドキャリアのために、自分に合った通信講座を見つけて効率的な勉強を目指しましょう。

TAKA

実は私、過去にお金をケチって独学を選んで失敗しています(泣)
お金を貯めてでも通信講座を選んだ方が絶対に後悔しません!

忙しい管理職が失敗しない通信講座選び3つのポイント

夜、勉強の合間にコーヒーを飲んで休憩するサラリーマン

忙しい管理職が資格取得を目指すなら、限られた時間を効率的に使える通信講座の選び方が重要です。

しかし、いざ通信講座を選ぼうとすると選択肢が多く、何を基準に選べばよいのか迷ってしまいがちです。

私も同じように悩みましたが、実際に通信講座を使って資格を取得した経験から、講座選びで特に重要だと感じいたポイントを3つご紹介します。

学習システムの使いやすさ

通信講座はWEB画面を通じての勉強がメインとなります。

そのため、画面が見にくい、操作が煩雑などのストレスがあると学習のモチベーションに影響します。

サンプル画像などで自分にとって学習しやすいシステムかどうかを確認することが大切です。

デジタル教材の充実度

アプリやオンラインで教材をいつでも閲覧できるかどうかは、通勤中や隙間時間の勉強効率に直結します。

またWEB講座の音声ダウンロードが可能なら、ちょっとした空き時間にも学習を進められるため便利です。

特に働きながらの勉強なので、外で勉強ができるツールや工夫があるかを確認しましょう。

効率的なカリキュラム設計

カリキュラムが明確で、試験対策が効率的に行える設計になっているかが重要です。

模擬試験や直前対策が含まれている講座を選ぶと、効率よく弱点を克服しやすくなります。

コマ数が多いと幅広い内容を学べて合格の可能性も高くなりますが、一方で学習時間とコストは増えるため、自分が勉強に充てられる時間をよく考えて選びましょう。

受講料も重要な要素ですが、単にコスパだけで選ぶのは失敗の元です。例えば、自分がスマートフォン中心で学習するのか、通勤中に音声学習を活用したいのかといった学習スタイルを明確にした上で、自分に最適な講座を選ぶことを優先しましょう。

TAKA

特にWEB講座の画面は各社で全然違うので、サンプル動画をよく比較してください。私はLECの画面が見やすく感じたので、ほぼその要素だけで決めました(笑)

管理職の私がセカンドキャリアのために1年で合格した勉強方法

ここでは私の経験談で、実際に1年で合格できた勉強方法や心構えをお伝えします。

私は当時中間管理職として特に上司に対する不満が強くなっており、退職も視野に入れて独立開業できる行政書士資格の取得を目指した結果、1年で試験に合格することができました。

最低でも1年は勉強するつもりで始める

おすすめの資格では800時間以上の勉強時間が必要とされています。

1日2~3時間の勉強時間を確保したとしても、最低で1年の準備期間が必要です。

管理職は組織の要ですので、職務と勉強のバランスを欠くことがないように、隙間時間を活用するなどして時間を確保しましょう。

通信講座を徹底的に活用する

通信講座は、教材や模擬試験がすべて揃い、効率的に学べるよう設計されています。

資格勉強の攻略を楽しむということであれば、独学で迷いながら自分に合った教材を探していけばよいと思いますが、私たちの目的は合格することです。

講座内容と自分を信じて勉強を続けましょう。

勉強時間を記録、共有する

勉強時間を記録できるアプリを活用しましょう。

自分の勉強時間が数字で見えるとモチベーションが上がります。

他の受験生と進捗を共有できるアプリなら、競争心も生まれ、勉強を楽しめます

私は「Studyplus(スタディプラス)」というアプリを使っていました。

同じ資格を目指す人の勉強時間や内容が見えるので、刺激を受けること間違いなしです!

資格を取得する目的を絶対に忘れない

資格取得を目指した理由や、描いたセカンドキャリアの将来像を忘れずにいましょう。

長い試験勉強期間の中で、決断が揺らいだり、楽な方に逃げたくなることもありますが、初心を思い出すことで持ち直すしかありません。

私は上司への不満を原動力に変え、最後までやり抜くことができました。

仕事をしている以上は様々な制約が出てくると思います。私は営業職でしたので、月に数回の飲み会は避けられませんでした。資格取得の道は決して簡単ではありませんが、働きながら挑戦することで得られる達成感は格別です。セカンドキャリアの第一歩として、自分を信じて一歩ずつ進んでいきましょう。

TAKA

やっぱり最低でも1年間は何かを我慢する覚悟は必要です。でも人生の中で「たった1年」我慢しようと思えるかどうかで、今後何十年の人生が変わると思うと頑張れますよ!

現代の管理職が抱える4つのストレスと解決策

帰宅の電車で座って寝るサラリーマン。

現代の管理職が直面するストレスは、これまで以上に多様化し、複雑化しています。

社会的な変化や制度の厳格化により、従来の「管理職像」では対応しきれない課題が増えています。

ここでは、管理職が直面する代表的なストレス要因と、セカンドキャリアを考えることがいかに重要かを考えたいと思います。

1. 雇用延長による年上部下の増加

雇用延長が進み、40代管理職にとっては年上の部下が増えている傾向にあり、元上司との立場逆転も多くみられるようになりました。

この状況では、単に指示を出すだけでは信頼関係を築けず、年齢や経験を尊重しながらのコミュニケーションスキルが求められます。

年下の部下と同じ管理スタイルが通用せず、指導に困難を感じる場面も増えています。

2. ハラスメントの厳格化による部下指導の難しさ

パワハラやセクハラなど各種ハラスメントへの規制が厳格化される中、部下指導が以前よりも難しくなっています。

たとえ善意で行った指導でも、捉え方次第ではハラスメントと見なされるリスクがあるため、管理職には慎重な対応が求められます。

この結果、部下を育成する意欲が低下する管理職も少なくありません。

3. 労働規制の厳格化による組織管理の難しさ

残業時間、有給消化など様々な働き方改革の影響で、特に中小企業の管理職にとっては組織運営が難しくなっています。リソースが限られる中で業務を回すために、管理職自身が業務過多に陥るケースもあります。管理職は現場担当者としても優秀だった人が多いため、部下への指導をあきらめて結局自分で抱え込むことになり、さらに負担が増す悪循環が生まれています。

4. 自身の老後への不安

現在管理職を務めている人の平均世代は氷河期世代です。

物価高や”ねんきん定期便”を目にして「老後はどうなるのか」という不安を抱える方は多いでしょう。

定年後の生活の備えが不十分だと感じることで、目の前の仕事に対してもネガティブな感情を抱きやすくなり、消去法としてセカンドキャリアを選ぶことになってしまいます。

これらの課題を乗り越えるために、セカンドキャリアの準備を通して自分の市場価値を知り、スキルを高めることが重要です。特に資格の取得は、万が一の離職に備えた「人生の保険」になります。また仕事でのストレスを資格取得への情熱に向けることは、ストレスの「逃げ場」を作ることになります。これらは現代の管理職にとって必要不可欠な「スキル」とも言えます。今を乗り越えるために資格取得を始めてみてはいかがでしょうか。

TAKA

管理職は「罰ゲーム」なんて言われますけど、私たちだってもっと気楽にやっていいと思います!そのための武器を手にしましょう。

まとめ:管理職のセカンドキャリアには資格取得がおすすめ!

  1. セカンドキャリアには資格取得が最も効果的な選択肢
  2. おすすめの資格は独立開業可能で短期合格が目指せるもの
  3. 忙しい管理職には通信講座が最適な学習スタイル
  4. 現代の管理職は多様なストレスに直面している
  5. 資格取得はストレス解消と自己成長の両方を叶える手段

このように、セカンドキャリアの準備は未来への備えだけでなく、今の仕事や人生をより良いものにするための第一歩です。ぜひ、今回の記事を参考に、自分に合った方法で行動を始めてみてください!

TAKA

ここまで読んでいただきありがとうございます。
平凡な私にもできたので、きっとあなたにもできるはずです!
資格を取得して「人生の保険」を手に入れましょう。

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